「おもちゃ絵」とは、子供の手遊びのために描かれた色鮮やかな浮世絵である錦絵(にしきえ)のことです。江戸時代後期から近代にかけて多数制作・出版されました。
切り抜いたり、組み立てたりする立版古(たてばんこ)や着せかえ絵、凧絵(たこえ)のようにそのまま遊べるもの、また、遊びながら日常生活に必要な知識を得られる豆本(まめほん)、物尽くし(ものづくし)など、多数のバリエーションがありました。
ここでは、「おもちゃ絵」の一つである「組上絵・立版古」について紹介します。
※ご紹介する遊び方は、当時の実情と異なる部分もあります。あらかじめご了承ください。
(※「おもちゃ絵」の詳しい解説は こちら へ)