【協働プロジェクト2019】不登校だった「僕」と考える「先生」だからできること ~ずっと心に隠していた想い、伝えます~(5/31)
・コンセプト
大学の教員養成課程は、既存の教育の再生産装置となっている側面が強いのではないか? 教育は学校だけでは完結しない。社会の多くの教育の1つに学校教育があるのではないか。 教育の多くの側面を知ることで、学校教育では何ができるのか考えることができる。せんせいのたまごは、「教員志望の学生」と「教育に関わる人」の架け橋となり「対話する場」を設定することで、「未来の学校教育」を創造することを目的にします。
【活動報告】
●活動名 不登校だった「僕」と考える「先生」だからできること ~ずっと心に隠していた想い、伝えます~
・開催日時 2019年5月31日(金)
・概要
「不登校」って聞いてあなたは何をイメージしますか?
自分のクラスに不登校の子どもがいたら、あなたはどうしますか?
不登校経験のある登壇者の話を聞きながら当事者の想いを知り、背景を知る、そんな場を用意しました。
同じく教員を目指す者同士、学校では何ができるか、教員だからできることはないか、登壇者の話や同じく教員を目指す仲間たちとの対話を通して、一緒に考えてみませんか?
・登壇者
門田礼
福島県国見町地域おこし協力隊
福岡県出身、26歳。
中学2年生から3年生にかけて不登校を経験。その経験から、「子供たちが学校以外の居場所を知らないこと」「自分の弱さを受け止めてくれる人や場所が少ないこと」を実感。 現在は「国見ホイスコーレプロジェクト」に参画し、「安心できる居場所を増やす」「等身大で行動できる人を増やす」をミッションに、教育の場作り×町作りを行っている。
詳細はこちら https://kunimi-hojskole.jimdofree.com/kunimi-hojskole/
・プログラム
17:45 開場
18:00 開会
個人ワーク
18:30 登壇者講話・質疑応答
19:30 参加者同士で「教員」として何ができるか考える
19:50 振り返り
20:00 閉会
・活動の成果
今回の活動で、「不登校」というテーマの基、国見町地域おこし協力隊の門田礼さんをお呼びして、不登校時のエピソードや不登校がその後にどのように影響しているか講義をした後、参加者がグループになって、先生だからこそできることは何か、先生の役割やあり方について2時間ディスカッションしました。
イベントを通して、日頃聞くことができない不登校経験者の話を聞くことができました。参加者がこれまで得ることができなかった視点で不登校を考えて、改めて周囲はどうあるべきか、教員はどうあるべきか、考えることができました。