Library of the Year2023の最終選考会および表彰式に参加しました

　この度、東京学芸大学附属図書館とExplayground推進機構MOLの活動がLibrary of the Year 2023において「優秀賞」を受賞しました。そして、2023年10月25日に行われた最終選考会および表彰式に参加してきました。最終選考会および表彰式のようすについて報告いたします。

　「Library of the Year」は、全国各地の図書館等の知的情報資源に関わる機関・組織が行っている先進的な取り組みを対象として、NPO法人知的資源イニシアティブ（IRI）が選考・授与しています。様々な館種を超えて優れた図書館等の活動を称賛する日本で唯一の賞です。2006年から毎年実施され、今年で18回目となります。

　最終選考会では、優秀賞を受賞した4機関がそれぞれの取り組み紹介をしたのち、大賞（審査員5名による投票）とオーディエンス賞（来場者による投票）が決定しました。また、審査員の皆様から各機関の取り組みについて講評があり、当館の取り組みについてもありがたいお言葉をいただくことができました。いただいたお言葉を励みにこれからも先進的な取り組みを行っていきたいと思います。

　＜審査員の皆様からいただいた講評＞

デジタル書架ギャラリーの取り組みは、オンラインでも「本の海」に飛び込むことができる素晴らしい取り組み。
教員としてデジタルアーカイブを授業で使いたかったのでデジタルアーカイブから教材を推薦する取り組みは非常に興味深かった。
多くの活動が若手からボトムアップして実現できている点が素晴らしい！
デジタル書架ギャラリーをはじめとする取り組みはどれも「ワクワク」した。
大学で「遊び」を取り入れた活動を行えているのが素晴らしい！

　また、Library of the Year2023では、他にも素晴らしい活動を行っている図書館が多く紹介されました。当館の取り組みも館種を超えて広がっていき、図書館界全体が盛り上げる一助となれば嬉しいです。これからも学生・教員の皆様が楽しめる企画・活動をしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします！

※当館の取り組みについては、下記に添付してある最終選考会発表資料をご覧ください。