企画展「出会い、学ぶ『源氏物語』」

2024/07/30
会期
2024年5月25日(土)~6月2日(日)(土日含む)
会場
東京学芸大学附属図書館 1階ラーニングコモンズ 中央展示棚付近
入場料
無料
問合せ先
附属図書館 サービスカウンター
参考資料
Document
Image
R6_genji

 2024年度中古文学会春季大会の本学開催を記念して、企画展「出会い、学ぶ『源氏物語』―東京学芸大学附属図書館 教育コレクションから紐解く―」を開催しました。

 平安文学ひいては日本を代表する文学作品の一つである『源氏物語』は、現代でも高等学校古典の教材として教科書に取り上げられ、学び続けられています。本展示では、こうした学習教材としての『源氏物語』に着目し、東京学芸大学附属図書館の教育コレクションから江戸時代における初等教育書である「往来物」、近・現代における検定教科書を紐解きました。

 本展示を通して、江戸時代から現代までの学びの場において、学習者はいかに『源氏物語』と出会ってきたか、また『源氏物語』が教材としていかに位置づけられ、扱われ、学ばれてきたか、資料をもとにその歴史の一端を辿っていただく機会となれば幸いです。

 


オンラインギャラリー(ジャパンサーチ)

ジャパンサーチにて本展示のギャラリーページを公開しています。展示資料も見ることができますので、ぜひご覧ください。

(※現在、江戸時代のセクションについて公開中。近代以降のセクションについては、準備ができ次第公開します。)

 ▶ 出会い、学ぶ『源氏物語』 ―東京学芸大学附属図書館教育コレクションから紐解く―


「源氏五拾四帖長歌」音読データ

 展示資料『初登山文章 (手習児文章)』収録の「源氏五拾四帖長歌」の翻刻を行い、音読音声を作成しました。音読音声は、下記ページから、聴くことができます。ぜひみなさんの耳で、長い歴史を経て現代に伝わる学びを体感いただければと思います。

 

 ▶「源氏五拾四帖長歌」音読データ


関連ホームページ