平成22年度 ミニ展示「蔦屋重三郎と往来物」

2021/03/01
会期
平成22年11月16日(火)~2月1日(火)
会場
附属図書館1階入り口展示ケース
入場料
無料

蔦屋重三郎は、江戸時代後期に活躍した板元(出版業者)です。屋号を「蔦屋」「耕書堂」といい、商標は富士山形に蔦の葉の模様です。時代状況を鋭く捉え、優れた経営手腕により、歌麿や写楽、十返舎一九、曲亭馬琴といった才能あふれる作家を発掘し、育てたことで知られます。

 附属図書館では「蔦屋重三郎と往来物」と題して、往来物コレクションの中から、蔦屋重三郎が板元として関わったと考えられる往来物を展示しました。

(監修:黒石陽子 [本学日本語・日本文学研究講座教授])


展示資料

  1. 新撰百姓今川准状 天明2(1782)年
  2. 京内詣 天明3(1783)年
  3. 実語教童子教 天明4(1784)年
  4. [用文章] 天明5(1785)年
  5. 万手形鑑 天明5(1785)年
  6. 利得算法記 志水燕十[編著] 天明8(1788)年
  7. 龍田詣 天明5(1785)年