【協働プロジェクト2019】学校文化影響力最強説(6/30)
・コンセプト
せんせいのたまごでは、「教員志望の学生」にむけて 既存の学校教育を問い直し、学校教育は今後どうあるべき か、私たちは教師として何ができるのかを考える場を創造 することを目的としています。
―活動報告―
・開催日時 2019年6月20日
・活動名 学校文化影響力最強説
・活動内容
不登校Youtuberや校則のない学校などの事例を踏まえながら学校の文化について考えるワークショップをスタッフ主導で行いました。校則や規則、宿題など学校にはもとからあって当たり前だとされている文化があります。そうした文化は本来、子どもたちのためにあるはずのものですが、それは本当の子どもたちのためになっているのかを今回は様々な事例を参考にして考えました。参加者がグループで学校文化について、また学校文化の意義や弊害についてディスカッションを行って、それを全体に共有しました。
・活動成果
イベントを通して参加者の経験をもとにして学校であたりまえにあった学校文化について深く考え、今後の学校教育の在り方まで考えることができました。幅広い学年、学科が集まったことから異なる意見にディスカッションの中で触れることができ、教育についての視野が広がる機会になったと思います。学校は子どもたちのためにどうあるべきか、教師はどうしていくべきかを議論していくうえで一人ひとりの考えを深めることができたと思います。 学校文化という、普段考えない問題に扱ったことで、学校教育への関心がさらに高まりました。また、深く考えられただけではなく、他者とのディスカッションの楽しさ、大切さを学べたのも今回の収穫でした。
・本プロジェクトとして開催することの利点
ラーニングコモンズで行うことによって、図書館で勉強していた人が立ち寄ってくれたことは大きな利点でした。また、学芸ポータルの広告で関心をもった人たちが集まってくれたため、参加者の多様性が生まれてよかったと思いました。 せんせいのたまごのコンセプトとしては、教員志望向けといったことがあるので、学芸大学の学生たちにとって、将来の進路を考える機会になると思います。そういった意味で、今回本プロジェクトを学芸大学で開催できたことは、学生たちにとって良い学びの場になりました。