当館貴重資料のデジタル画像が「新日本古典籍総合データベース」から公開されました

附属図書館では、令和2年度より、国文学研究資料館が進める「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」に参加し、主に江戸時代以前の所蔵貴重資料について当事業によるデジタル化を進めてきました。

このたびその成果として、本学の望月文庫等所収資料のうち164点のデジタル画像が、国文学研究資料館の構築する日本古典籍のポータルサイト「新日本古典籍総合データベース」より公開されました。

当サイトでは、国内外の図書館等が所蔵する日本語の古典籍15万点以上の画像を検索・閲覧することができます。また、画像の閲覧には「IIIF(トリプルアイエフ)」というデジタル画像公開のための国際規格が採用されており、画像の高解像度での閲覧や他資料との比較を簡単に行うことができます。

当事業は令和3年度も継続して実施され、引き続き同データベース上に本学所蔵資料が追加されていく予定です。

また、今回公開された画像については、今後、本学リポジトリや附属図書館のデジタルアーカイブサイト「学びと遊びの歴史」での公開も順次行います。

ますます充実するデジタルアーカイブをぜひご活用ください。

 

【参考】

 

<「新日本古典籍総合データベース」公開画像例>

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公開画像例『新板なぞなぞ合』

 

近代日本教育史資料コレクションより『新板なぞなぞ合』です。
近代日本教育史資料や望月文庫には、往来物などの教育関係資料のほか料理本、なぞなぞ、江戸の町案内などバラエティ豊かな資料が含まれています。