ダイバーシティ・インクルージョンについて学ぼう
ダイバーシティ・インクルージョンとは?
ダイバーシティ・インクルージョンとは、人々がお互いの多様性を受け入れ、それぞれの個性を発揮して活躍できる社会の実現を目指す考え方です。
東京学芸大学では、2024年12月1日に「ダイバーシティ・インクルージョン宣言」を行うとともに、ダイバーシティ・インクルージョン推進本部を設置し、この考え方を今まで以上に推進していくこととしました。附属図書館では、学生の皆さんがダイバーシティ・インクルージョンの考え方に触れ、学べるよう、同推進本部と連携しながら図書や情報の提供を行っています。
1.ダイバーシティ・インクルージョン図書コーナー(附属図書館2F)
附属図書館の2階に「ダイバーシティ・インクルージョン図書コーナー」を設置しています。国立女性教育会館(NWEC)の専門図書館「女性教育情報センター」による図書パッケージ貸出サービスを利用し、約3ヶ月ごとに資料を入れ替えながら、多様な観点によるダイバーシティ・インクルージョン関連図書をご提供しています。
1-1. 図書の展示
1-2. これまで展示した図書リスト
※展示後、一部資料について当館での購入を実施しています。当館での所蔵状況は、学芸大OPACでご確認ください。
こちらのリスト掲載図書についても、購入希望をお寄せいただけます(本学学生・教職員のみ)。
| 展示期間 | テーマ | 図書リスト(Excelファイル) |
|---|---|---|
| 2026年1月~3月 | パッケージNo.16 戦争と平和、格差、こころ、伝記(政治家) |
Document
PKGNo.16.xlsx23.78 KB
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| 2025年10月~12月 | パッケージNo.9 性的マイノリティ、戦争と平和、賃金格差、介護、悩み |
Document
PKGNo.9.xlsx24.54 KB
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| 2025年7月~9月 | パッケージNo.10 政治、性教育、貧困、病気・闘病記、ファッション |
Document
PKGNo.1024.76 KB
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| 2025年4月~6月 | パッケージNo.18 からだ、闘病記、キャリア、ファッション、伝記(研究者) |
Document
PKGNo.1824.05 KB
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| 2024年12月~2025年2月 | 東京学芸大学向けに選定いただいた、多様性、人種・国籍、病気、障害、ジェンダー、性的指向、貧困などに関する100冊 |
Document
tokyogakugeiPKG.xlsx25.79 KB
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2.おすすめBOOK LIST
本学の教員からのおすすめ図書リストです。いずれも附属図書館で所蔵していますので、ぜひ手にとってみてください。
2-1. 多様性について考える図書
| タイトル・著者・出版者等 | 図書の所在 | おすすめコメント | |
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『障害から始まるイノベーション : ニーズをシーズにとらえ直す障害学入門』 田中真理, 横田晋務 編著 北大路書房, 2023 |
図書館2F図書 369.27/TAN
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障害のある人が見ている世界を通して、マジョリティにとっての「あたりまえ」を問い直してみませんか。社会を変えていくためには、社会にある障害に気づくことから始まる——そんな学びを与えてくれる一冊です。これから多様な人々と共に暮らす社会に踏み出していく皆さんにぜひお薦めです。 (池田 順之介:障がい学生支援室 講師) |
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『なぜ人と人は支え合うのか : 「障害」から考える (ちくまプリマー新書:316)』 渡辺一史 著 筑摩書房, 2018 |
図書館2F新書 369.27/WAT |
筋ジストロフィーの主人公の生きる姿を描き映画にもなった「こんな夜更けにバナナかよ」の著者が書いた本。障害者について考えながら人と人、人と社会の在り方を考える機会となる書。 (竹鼻ゆかり:芸術・スポーツ科学系 養護教育講座 教授) |
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『発達障害のある女の子・女性の支援 : 「自分らしく生きる」ための「からだ・こころ・関係性」のサポート』 川上ちひろ, 木谷秀勝 編著 金子書房, 2019 |
図書館2F図書 369.28/KAW |
発達障害のある女の子・女性のカモフラージュ行動をはじめとし特徴的な姿が具体的な事例を通して紹介されている。彼女たちを理解し支援するためのヒントが沢山にかかれている。 (竹鼻ゆかり:芸術・スポーツ科学系 養護教育講座 教授) |
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『にほんでいきる : 外国からきた子どもたち』 毎日新聞取材班 編 明石書店, 2020 |
図書館1F留学生用 371.5/AKA |
日本で暮らす外国から来た子供たちの不就学の現状について、取材を通して明らかにした書である。2020年度新聞協会賞、2019年度新聞労連ジャーナリズム大賞優秀賞を受賞した報道内容が書籍化された書。 (竹鼻ゆかり:芸術・スポーツ科学系 養護教育講座 教授) |
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『「発達障害」とされる外国人の子どもたち : フィリピンから来日したきょうだいをめぐる、10人の大人たちの語り』 金春喜 著 明石書店, 2020 |
図書館2F図書 371.5/KIN |
本書では、フィリピンから日本に来た2人の兄弟が学校で発達障害とされる様子を、彼らに接した教員や保護者へのインタビューを通して紹介している。言葉がわからないままに日本で暮らす外国の子どもが発達障害とされる現実を紹介し、日本社会の在り方について課題提起している書である。 (竹鼻ゆかり:芸術・スポーツ科学系 養護教育講座 教授) |
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『最後の花火 : 横浜こどもホスピス「うみそら」物語』 浜田奈美 著 朝日新聞出版, 2024 |
図書館2F図書 490.15/HAM |
小児がんや難病にかかった子どもと家族が、限りある時間を楽しく過ごすために作られたこどもホスピス-うみとそらのおうち-。病気の子どもの姿、ここで過ごす家族とスタッフの思いが紹介されている。病気があっても家族で楽しく過ごすことの大事さを考えさせられる1冊。 (竹鼻ゆかり:芸術・スポーツ科学系 養護教育講座 教授) |
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『命は誰のものか 増補改訂版 (ディスカヴァー携書:227)』 香川知晶 著 ディスカヴァー・トゥエンティワン, 2009 |
図書館2F新書 490.15/KAG |
本書は医師であり応用倫理学の専門家である著者が、脳死、臓器移植、出生前診断、代理出産、尊厳死と安楽死などをとりあげ、人のいのち、生と死、についての現状を紹介している。生命倫理、医療倫理を考えるのに適した書である。 (竹鼻ゆかり:芸術・スポーツ科学系 養護教育講座 教授) |
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『こどもホスピス : 限りある小さな命が輝く場所』 田川尚登 著 新泉社, 2019 |
図書館2F図書 490.15/TAG |
自らの子どもを小児がんで亡くした著者が、余命短い子どもを持った親、家族としての思いを紹介しながら、日本では数少ない「こどもホスピス」の設立を目指したノンフィクション。病にかかった子どもとその家族の限りある命の時間を考える1冊。 (竹鼻ゆかり:芸術・スポーツ科学系 養護教育講座 教授) |
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『呼吸器の子』 松永正訓 著 現代書館, 2017
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図書館2F図書 493.931/MAT |
本書は小児科医である著者が、医師と作家の両方の視点から描いた書である。難病で呼吸器をつけた言葉を発しない少年とその家族の日常を描いたノンフィクションである。障害、障害受容とはを考える1冊である。 (竹鼻ゆかり:芸術・スポーツ科学系 養護教育講座 教授) |
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『運命の子 : トリソミー 完全版 (小学館文庫:ま26-1)』 松永正訓 著 小学館, 2024 |
図書館2F文庫本 493.94/MAT |
本書は小児科医である著者が、医師と作家の両方の視点から描いた書である。遺伝性疾患13トリソミーとして生まれ、余命いくばくもないと診断された乳児が生きる姿、それを見守る家族と医師の姿が丁寧に書かれている。いのちとは何か、命を選ぶという選択はあるのか、を考えさえられる本である。 (竹鼻ゆかり:芸術・スポーツ科学系 養護教育講座 教授) |
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『命のカレンダー : 小児固形がんと闘う』 松永正訓 著 講談社, 2008 |
図書館2F図書 493.94/MAT |
本書は小児科医である著者が、医師と作家の両方の視点から描いた書である。本書では、小児がんの子供たちが苦しい治療のなかで、懸命に今を生きる姿が紹介されている。病気の子供を理解する1冊である。 (竹鼻ゆかり:芸術・スポーツ科学系 養護教育講座 教授) |
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『生殖医療はヒトを幸せにするのか : 生命倫理から考える (光文社新書:686)』 小林亜津子 著 光文社, 2014 |
図書館2F新書 495.48/KOB |
男女の産み分け、着床前診断など新たな生殖医療などの話題から生命倫理の観点から、人間観、生命観、家族観などを問う一冊。 (竹鼻ゆかり:芸術・スポーツ科学系 養護教育講座 教授) |
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『出生前診断の現場から : 専門医が考える「命の選択」 (集英社新書:1012I)』 室月淳 著 集英社, 2020 |
図書館2F新書 495.6/MUR |
産婦人科医として出生前診断の最先端の医療の場にかかわる現役医師であり研究者である著者が、出生前診断の情報を伝えるとともに、命のあり方、選択について課題提起している書である。 (竹鼻ゆかり:芸術・スポーツ科学系 養護教育講座 教授) |
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『植物少女 (朝日文庫:あ78-2)』 朝比奈秋 著 朝日新聞出版, 2025 |
図書館2F文庫本 913.6/ASA |
自分を出産した際に植物人間となった母に面会に行く少女の姿をとおして、母と子のあり方を考えさせられる書。 (竹鼻ゆかり:芸術・スポーツ科学系 養護教育講座 教授) |
2-2. 手話について学べる資料
ダイバーシティ・インクルージョン推進本部主催による手話講座(全8回:2025年10月~12月)開催に伴い、大鹿綾先生(総合教育科学系 特別支援科学講座)からご推薦いただいた図書です。
| タイトル・著者・出版者等 | 図書の所在 | |
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『みんなが手話で話した島』 ノーラ・エレン・グロース 著 佐野正信 訳 早川書房, 2022 |
図書館1F展示コーナー 369.276/GRO |
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『聴覚障害×当事者研究 : 「困りごと」から、自分や他者とつながる』 松﨑丈編著, 桑名真之介 ほか 著 金剛出版, 2023 |
図書館1F展示コーナー 369.276/MAT |
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『手話会話フレーズ228 : はじめてでもそのまま使える』 鈴木隆子監修 池田書店, 2023 |
図書館1F展示コーナー 371.5/AKA |
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『聴覚障害児のためのセルフアドボカシー』 國末和也, 藤吉昭江 編著 ジアース教育新社, 2025 |
図書館1F展示コーナー 378.2/KUN |
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『一歩進んだ聴覚障害学生支援 : 組織で支える』 日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク聴覚障害学生支援システム構築・運営マニュアル作成事業グループ著, 金澤貴之, 大杉豊編 生活書院, 2010 |
図書館1F展示コーナー 378.2/NIH |
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『ひとめでわかる!はじめての手話』 中村直子 監修 成美堂出版, 2025 |
図書館1F展示コーナー 378.28/NAK |
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『やさしくわかるはじめての手話 : オールカラー』 手話教室華乃樹 監修 ナツメ社, 2022 |
図書館1F展示コーナー 378.28/NAT |
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『NHKみんなの手話, 2025年度4-6月/10-12月』 日本放送協会, NHK出版編 NHK出版, 2025 |
図書館1F展示コーナー 378.28/NIH |
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『わかった!できた!親子の手話じてん』 全国早期支援研究協議会 編 フォルドリバー, 2024 |
図書館1F展示コーナー 378.28/ZEN |
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『マンガでわかるAPD : 聴覚情報処理障害』 阪本浩一 著 法研, 2021 |
図書館1F展示コーナー 496.6/SAK |
問い合わせ先
附属図書館 利用者サービス係(サービスカウンター)
Tel :042-329-7223 / 7225
内線:7223 / 7225
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