【開催報告】学習サポータ第10回デジタル教科書セミナーのお知らせ（2023.01.25開催）
本学では、ICTセンターおよび附属図書館で大学教員と、大学教員の指導のもと学生が利用できるデジタル教科書の整備を進めています。2022年4月からは図書館内で利用できるデジタル教科書が大幅に増え、デジタル教科書コーナーの設置とデジタル教科書閲覧のための貸出用パソコンの提供を開始しました。これに伴い、今年度は当館学習サポータがデジタル教科書・電子黒板に関するセミナーを実施いたします。春学期はすでに4回開催し、秋学期は6回開催予定です。
そして、1月25日に第10回となるデジタル教科書セミナーを附属図書館ラーニングコモンズにおいて実施しました。本セミナーは本学学生・教職員を対象に実施され、教職員8名の参加がありました。
今回は、授業をつくっていく上でデジタル教科書をどのように活用できるかについて考えました。最初にデジタル教科書の概要および図書館内でのデジタル教科書・電子黒板の使い方について説明がありました。その後、「教材研究」（セミナー内では、「授業に適した材料を見つけ、それを児童・生徒に見せるための準備をすること（授業準備）」と定義）とはどういったものなのか、そしてこの「教材研究」に現職の先生はどれほど時間をかけられているかという説明がありました。その後は、グループごとにデジタル教科書を操作しながら、授業でどのように活用できるか考えました。
参加者からはデジタル教科書を操作してみて、「動画コンテンツが教科書からすぐにアクセスできるのはよいと思う。ただ、その動画の長さなども考慮して授業を作る必要がありそう。」、「たくさんの機能があって使いこなすのが大変そうだが、紙の資料をたくさん集めてくるよりも１台のPCでできることが多いのが良いと思う。」などの感想が挙がりました。便利な機能が備わっているデジタル教科書を使いこなすためには、デジタル教科書の機能を知り、そしてその機能やコンテンツをどのように使うのか、または使わないのかといった判断が先生には求められると考えられます。
今回で、2022年度の学習サポータによるデジタル教科書セミナーは終了となります。約1年間ありがとうございました。来年度も開催予定ですので、ぜひご参加いただければと思います。
また、このセミナーを企画する側になることもできます！現在、2023年度の学習サポータを募集中です。興味のある方は下記のページをご覧ください。ご応募お待ちしております。
サポータ募集：2023年度附属図書館学習サポータ募集について | 東京学芸大学附属図書館 (u-gakugei.ac.jp)
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