10月21日~27日はオープンアクセスウィークです!
2024年10月21日~27日は「オープンアクセスウィーク」です。
オープンアクセスウィークとは、オープンアクセスへの関心と議論を深めるため、毎年10月に世界中で行われている国際的なイベントです。
International Open Access Week: https://www.openaccessweek.org/
オープンアクセスとは
オープンアクセスとは、論文等の研究成果をインターネット上で公開し、誰でも無料で自由に利用できるようにすることです。研究成果の可視性が高まり、成果活用の促進につながるとも言われています。研究成果をオープンアクセスにすることによって、学術研究の発展やより良い社会の実現に向けた貢献ができます。
オープンアクセスを実現させるための主な手段としては、大きく以下の2つがあります。
- グリーンオープンアクセス:著者が機関リポジトリやサブジェクトリポジトリ等で公開
- ゴールドオープンアクセス:著者がArticle Processing Charge(APC)を支払い、出版社がオープンアクセス雑誌等を出版
今年のオープンアクセスウィークは、学術情報のオープン化に取り組む際、どのようなアプローチが一般社会や学術コミュニティにとって最適な手段なのかを考えるきっかけとなるように、昨年に引き続き「商業化を超えたコミュニティ(Community over Commercialization)」がテーマとして設定されています。
テーマの詳細は以下をご参照ください。
International Open Access Week:https://www.openaccessweek.org/theme/ja
本学の取り組み
東京学芸大学オープンアクセス方針
本学では研究成果のオープンアクセスの促進のため、2023年3月10日に「東京学芸大学オープンアクセス方針」を策定しました。この方針では、本学の研究者が論文等の研究成果を発表した際、それを東京学芸大学リポジトリで公開することと定めています。
東京学芸大学オープンアクセス方針:https://www2.u-gakugei.ac.jp/~houkis/r50310hsn.html
東京学芸大学研究データ管理・公開ポリシー
本学では研究成果のオープンアクセスの促進のため、2024年10月17日に「東京学芸大学研究データ管理・公開ポリシー」を策定しました。本ポリシーでは、本学における研究データの管理・公開等についての取扱いに関する基本的な方針を示しております。
東京学芸大学研究データ管理・公開ポリシー(含解説等):https://www2.u-gakugei.ac.jp/~houkis/r51017prs.pdf
東京学芸大学リポジトリ
「東京学芸大学リポジトリ」は、本学で行われている専門的研究から現場の実践までを含めた教育研究成果の収集・蓄積・発信を行うシステムです。大学で生産された研究成果等をまとめて収集・蓄積するとともに、インターネット上に公開し、誰でも無料で利用できるようにしています。
『東京学芸大学紀要』の論文や東京学芸大学の学位論文、本学所属者が執筆した論文等を公開しています。
コンテンツ登録を希望される際にはお気軽にご相談ください。
東京学芸大学リポジトリ: https://u-gakugei.repo.nii.ac.jp/
研究成果の管理・公開:https://lib.u-gakugei.ac.jp/learning/oa
東京学芸大学教育コンテンツアーカイブ
「東京学芸大学教育コンテンツアーカイブ」は、本学の教育・研究活動成果としてのデジタル資源(デジタル画像、動画等)を収集・公開するプラットフォームです。収録対象を大学全体のデジタル資源としており、本学で作成した現職学校教員のための研修動画コンテンツ、「往来物」「明治期教科書」「絵双六」といった図書館所蔵資料のデジタル画像、キャンパスの風景を捉えた写真コンテンツ、大学や師範学校の歴史に関する画像や写真コンテンツ等を公開しています。
東京学芸大学教育コンテンツアーカイブ: https://d-archive.u-gakugei.ac.jp/
問い合わせ先
附属図書館 アーカイブ係
Tel: 042-329-7896