令和3年度電子展示「おもちゃ絵・絵双六で遊ぼう」開催報告
今年度は展示会場に来て楽しむリアルの展示会ではなく、図書館Webサイト「展示」ページ上で楽しめる電子展示を開催することになりました。令和3年8月から令和4年1月にかけて、電子展示「おもちゃ絵・絵双六で遊ぼう」を開催し、江戸時代後期から近代にかけて多数制作・出版され、子供たちの手遊びのために描かれた「おもちゃ絵」、「絵双六」をピックアップして紹介しています。1か月ごとに1テーマずつ公開していき、全部で6つのテーマを楽しむことができます。
第1弾 組上絵・立版古
第1弾は「おもちゃ絵・絵双六で遊ぼう① 組上絵(くみあげえ)・立版古(たてばんこ)」です。
平面の絵を、切ったり、折ったりして、建物や人物を立ち上げていきます。作り方を画像とともに分かりやすく解説しています。
第2弾 両面絵
第2弾は「おもちゃ絵・絵双六で遊ぼう②両面絵(りょうめんえ)」です。
両面絵は、物や動物の正面の姿と後ろ姿が隣り合わせに描かれているので、切って貼り合わせると紙人形を作ることができます。
第3弾 折り替わり絵
第3弾は「おもちゃ絵・絵双六で遊ぼう③折り替わり絵(おりかわりえ)」です。
折ったり開いたりすると絵柄が変わる折り替わり絵を作りました。翻字も公開しています。
第4弾 凧絵
第4弾は「おもちゃ絵・絵双六で遊ぼう④ 凧絵(たこえ)」です。
ここではミニ凧作りに挑戦しました。ミニ凧の作り方を画像とともに紹介しています。作ったミニ凧を扇風機で飛ばしてみた動画も載せています。
第5弾 着せかえ絵
第5弾は「おもちゃ絵・絵双六で遊ぼう⑤ 着せかえ絵(きせかええ)」です。
ここでは着せ替え遊びをしてみました。着せかえ絵には服や小物が細かく描かれていて、当時の服装を学ぶことができます。
第6弾 絵双六
第6弾は「おもちゃ絵・絵双六で遊ぼう⑥ 絵双六(えすごろく)」です。
ここでは職員が絵双六で遊んでみました。絵双六は大きく分けて廻り双六と飛び双六に分かれており、それぞれ遊び方が異なります。遊んだ様子を実況付きで紹介しています。
本展示で紹介した資料はすべて「東京学芸大学附属図書館デジタルアーカイブ」上で、画像を公開しています。実際に資料を印刷して展示を見ながら遊ぶことができます。今後も本展示はWebサイト上でご覧いただけますので、ぜひお楽しみください。
参考
問い合わせ先
附属図書館 サービスカウンター
Tel: 042-329-7223 / 7225